私の洋裁の原点。宝物のノート
私の洋裁人生の原点とも言えるものを
10年ぶりくらいに引っ張り出してきました。
ダッフィーのお洋服型紙集!
高校~大学生の頃に趣味で作っていたものです。
もちろん全て独学の自作。
15cmのミニ定規1本でこれを描いていたという。
カーブ定規なしでどうやって書いたのこのカーブ?!
今の私には理解不能です(笑)
↓こちら、ぬいぐるみバッジサイズのダッフィーの原型
ダッフィーとシェリーメイ別になってる。
男女で体形の違いがあったのか?笑
直接ダッフィーに紙を当てて、輪郭を写し取ってた記憶がある。
まさに、ダッフィーの立体裁断!笑
この頃、服の原型や型紙なんて見たことものなかったけど、
ちゃんと、アームホールや袖の形も理にかなった形状。
自画自賛と言いたいところだけど、
この高校生、すご過ぎてひきました。笑
オーダーでもないのにちゃんとデザイン画も書いて。
今の私より偉いよ。笑
驚愕だったのが、このファンキャップ。
ぬいぐるみにぬいぐるみを被せることに
本気になった当時の私(笑)
ここに描いてある型紙のイメージ図は全く理解できないけど笑、
すごーーーい本気でこれをどうやったら創れるのか?!!
あほみたいに考えたその熱意はすごく伝わる。
これほんとに完成したのかな?記憶にはもうないけど
そういえば置いてあったかも?
と急に思い立って引っ張り出してきたノート。
パラパラめくるごとに、
過去の自分の本気
熱意
楽しみ
幸福感
ワクワク
それらがすごい勢いでフラッシュバックしてきた。
そして
『当時の自分にはあって、今の自分にないもの』
これに気づかされました。
今の私は
自分に対しても、生徒さんに対しても、
『目標を達成するためには、勉強するしかない』
と勝手にステップアップの壁を作ってしまっている。
でも当時の私は、その壁を
学ぶ、発見する喜びを噛み締めまくっているだけで
いつの間にか乗り越えていたということ。
そうだった。
ステップアップの過程で起こることの全ては
学びであるし、全てが”楽しいこと”だった!
その時強く思いました。
私はハリアナlab.をこんな教室にすべき!していきたい!と!
生徒さんには、
勉強や、地道な努力の部分と
楽しむことを切り離して考えてほしくないと常々思っています。
「少しでも上達するようにまずは基礎を固めないと」
「しんどい中でたくさん努力をしたからスキルを得られた」
それも素晴らしいことですが、
最終的に”楽しかった”という経験じゃなければ
せっかく得たものも、すぐになくしてしまうと思うんです。
人間、嫌な記憶は忘れるようにできてますから。
今のスキルやレベルに関係なく、
”私は洋裁のここに面白さ、楽しさを見出しているんだ!”
それに素直になっているだけで、
いつの間にかステップアップしているものなんです。
だから構える必要なんか全くなくて
”服が創れたら楽しいだろうな~”
まじでほんとにその気持ちだけ
持ってきてもらったら大丈夫ですっ!!笑
趣味として洋裁をされている方には
特にこれをお伝えしておきたい。
楽しいこと、しましょうよっ^^!
ちなみに、これらを描いていたノートがこれ
なつかしすぎる、ムツゴロウの学習ノート
時代を感じますね~~。
このノートは生涯の宝物です!
生徒さんも私も一緒に
洋裁でもっと遊んでステップアップできる方法を考えよ~♪