ミシンは練習しないと使えないもの?
:センスを創る洋裁教室”ハリアナlab.”講師の山本純子です:
『洋裁初心者なので、まず初めはミシンの練習がしたいです』
初めて来られた生徒さんによく言われます。
しかし、ミシンは練習しないと扱えないものでしょうか?
私の答えは、”ノー”です。
理由は簡単。
極論、ミシンは説明書通りに糸掛けをして、
所定の場所に布をセットすれば勝手にミシンが縫ってくれるからです。
手縫いには運針(針の運び方)の練習が必要で、
それができないと、まず”縫う”事ができません。
そのその手間や不便を解消したのが、ミシン。
つまり、ミシンを使うという時点で、
”縫う”という作業の難しさはそもそも解消されているということ!
だから、ミシンは難しそう、、と思われる方にこそお伝えしたい。
ミシンがあるだけで、その”難しそう”を既に解決済みなのです!
そう思うと、
少しはミシンを身近に感じていただけるのではないでしょうか。
ただし、服を縫う、となると、
逆カーブのものを縫い合わせたり、
異なる長さの物をぴったり合うように縫い合わせたりと、
ミシンの存在だけでは解決しきれない問題がたくさんあります。
それこそが、練習すべきところであり、
それは実践の中でしか学べないものです。
つまり、練習したければ、
実際の服を創ってみながら、
どんなところがやりにくかったり、難しいかったりするかを知る
その方が遥かに
ミシンという便利なツールを
思い通りにつかいこなせるようになる近道だと思います。
”創ってみたい!”
その思いだけで、いいんです^^
できるかな…そんな不安は、むしろミシンが助けてくれます。
ミシンは皆の夢を叶えてくれる強い味方なのです☆