4~6月期はじめてのパターンメイキングクラスを終えて
4月からスタートした、はじめてのパターンメイキングクラス。
コロナでの休講が明け、やっとこちらの講座も再開できました!
今回は1日に2コマ分、6時間という長丁場!でしたが、
最後まで本当に丁寧に、じっくり取り組んでくださり、
気付けばあっという間に終わりの時間になっていました。
伝えたいことがありすぎて!
生徒さんの、新しい発見があった時の
目の輝きを見ていると、
さらにさらにこっちも熱くなってきちゃって!!笑
エネルギーの相乗効果でしたね~
楽しいと思うことを共有できるってほんとに最強です!!!^^
洋裁教室(服の縫い方を教えてくれる場所)は世の中にたくさんあっても
パターンとなると、趣味や独学で洋裁をやっている人にとって
学ぶきっかけを掴める場がない。
これは私自身も専門学校に行く前に強く感じていたことです。
本に載っている製図のやり方を見ては夢を膨らませ、
挑戦してみるものの線3本目くらいでわからなさすぎて挫折。爆))
そんなことを何回繰り返したか。。
パターンを独学で勉強することに限界を感じたことが
専門学校に行くことを決意させたと言っても過言ではないくらい。
だからこそ、
今私がパターンメイキングの講座をやることは
”過去の自分へのプレゼント”でもあると思っているんです。
もし当時の私に、
「パターンは勉強だって構えるんじゃなくて、
面白がって自由に絵を描くみたいにクリエイトしたらいいんだよ!」
と言ってくれる人がいたなら、
すごくすごく救われた気持ちになっていただろうし、
もっと軽やかに夢を目指せたと思うから。
趣味の洋裁の世界にできているパターンのハードルなんて
今から私がぶっ壊してあげる!
今、本気でそう思っています。^^
できれば一撃で、ぶっ壊したいな笑
***************************************
スカートの製図。
4分の1サイズの製図を使って、
タイトスカートから様々なタイプのフレアスカートへの展開してるところ。
切ったり張ったり気分は工作!
実寸で自分サイズのタイトスカートの製図もやりました。
お次はブラウスの製図。
タイトめなシルエットの服作りには
絶妙なカーブ線が仕上がりのナチュラル感、洗練された雰囲気を左右します。
そんなフィーリング的なところも見て、書いて、
”曲線美”を体験していただきました。
曲線美と言えば、袖の製図。
この製図は難しく感じる方が多いパーツですが、
お手本通りきれいに書くということよりも、
なんでお手本はその曲線になっているのか?を理解することの方が
本当に必要な曲線が書けるようになる近道です。
『袖は身頃につけるもの』
当たり前のことですが、この意識の大切さって
なかなか教えてくれる本や教材がない。
というか、文章で説明することが困難なのかもしれない。
そんなところも詳しく実演で説明させてさせていただきました。
この袖に関するお話が
今回の授業の中でも生徒さんが一番収穫が大きかったところようで、
なるほど~!!とすごく楽しんで学んでいただけました^^
その証拠に、この美しい製図。
大切なことの軸がわかったからこそ書ける、この線です!
***************************************
と、ここまで盛り上げといて!なんですが…
7~9月期のはじめてのパターンメイキングクラスは
一旦お休みにさせていただくことにいたしました。
お問い合わせをいただいた方、楽しみにしてくださっていた方、
本当に申し訳ありません。
4~6月にこのクラスを開講する中で、
私の中でさらにパターンをもっとエンターテインメント的に
ブラッシュアップ、そして最初にもお話したように、
学ぶハードルの壁をぶち壊したい、という想いが強くなりました。
今期開講させていただけたことで、
間違いなくパターンを知ることで洋裁の楽しさが飛躍する!
ということを確信できましたし、
7~9月期にお休みをいただく間に
もっとより多くの方に、楽しすぎるパターンの世界を
体験していただける形を考えたいと思っています。
今のところ、内容は全然詰められていないですが、
”世界一ハードルの低いパターンメイキング”
みたいな名前の社会人サークル的なことをやりたいなと思ってます。
意味不明?ですよね、楽しみにしててください!!^^笑